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UE5.6 Visual Studio 2022 インストール 設定

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Unreal Engine を扱う際に、必要になる Visual Studio。
このページでは、UE5.6 のパッケージ化に必要な Visual Studio 2022 の設定に関してまとめます。

Unreal Engine のバージョン毎に必要なコンポーネントが若干違う為、使用バージョンを確認してください。
以前のバージョンの設定はこちら≫ [UE5.5] [UE5.4] [UE5.3] [UE5.2] [UE5.1] [UE5.0] [UE4.27]

プロジェクトをバージョンアップしている場合、前のバージョンのコンポーネントが必要な事があるので注意してください。

UE5.6用設定

前提

おすすめインストール設定

まず、公式ドキュメントを参考に、4項目チェック。

Visual Studio のバージョンが変わり、以前のチェック項目と違うようなので、お気をつけください。

次に、公式ドキュメントを参考に、「C++によるゲーム開発」のオプションの4点確認。

以下のSDKが、C++プロジェクトを Visual Studio で開いた際に要求されたので、
このタイミングで追加しておくことをお勧めします。

次に、個別のコンポーネントの追加

このコンポーネントは、VisualStudio2022 で UE5.6 の C++プロジェクト を開くと、
インストールを促されるコンポーネントになります。

検索が面倒な場合は、C++プロジェクトを作成して開くと、
上記の表示のようにインストールが促されるので、検索の手間は減ります。
(その代わりに、C++プロジェクトを用意する手間は増えます。)

文字化けに悩みたくない場合は、英語の言語パックにしておく方が良いです。

日本語を使っても、ログの説明文がところどころ文字化けする以外は、基本的には問題ありません。

ここまで入れておくと、C++プロジェクトや、外部プラグインを導入した環境でも、問題が無くなると思います。

インストールボタンから、インストール。
パッケージ化用にやっておくべき Visual Studio 側の設定は以上です。

C++開発用の Visual Studio エディタの公式推奨設定に関しては、
公式ドキュメントをもう少し読み進めてください。

最低限必要なコンポーネント

以下の2つのコンポーネントがあれば、「パッケージ化」は可能でした。

ここは、UE5.1 – 5.6 共通。Windows SDK は、(10.0.18362.0以降)であれば、どれでも大丈夫。
どうしても、Visual Studio のインストール容量を減らしたい場合は、参考にしてみてください。(自己責任)
C++ファイルがビルド済みでないプロジェクトのパッケージ化はできません。

Visual Studio なしでパッケージ化すると。

Visual Studio を未インストール状態で、パッケージ化をすると、
SDKの更新を要求するポップアップが出ます。

「ブループリントプロジェクト」で、「プラグインの変更を行っていない」状態の場合は、
「続ける」で、パッケージ化ができる「場合」があります。
UE5.6のBlankテンプレートでは、パッケージ化できましたが、
サードパーソンテンプレートでは、パッケージ化に失敗しました。
基本的には、Visual Studio のインストールをお勧めします。

後記

Visual Studio インストールしたけど、パッケージングできない人向けの記事が以下になります。

UE5 で パッケージ化 が できない時の 確認事項 – Windows

パッケージ化には、Visual Studio 以外のつまずく要素がたくさんあるので、

せめて、Visual Studio の設定までは問題ないという状態を共有しておきたいと思います。

間違いや問題があったら、Xにリプライいただけると助かります。