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UE5.2 パッケージ化用 Visual Studio 設定

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Unreal Engine を扱う際に、何かと必要になることが多い Visual Studio。
UE5.2 のパッケージ化に必要な Visual Studio の設定に関してまとめます。

Unreal Engine のバージョン毎に必要なコンポーネントが若干違う為、使用バージョンを確認してください。
以前のバージョンの設定はこちら≫ [UE5.1] [UE5.0] [UE4.27]

プロジェクトをバージョンアップしている場合、前のバージョンのコンポーネントが必要な事があるので注意してください。

UE5.2用設定

2025年版

Visual Studio 2022 のバージョンが 更新され、チェック項目が変わっている為、
現行の最新バージョン(17.14.4)での設定を書き直します。

おすすめインストール設定

まず、4項目チェック。

次に、「C++によるゲーム開発」のオプションの4点確認。

次に、個別のコンポーネントを追加します。

これを入れずに、UE5.2のC++プロジェクトを開くと、

ソリューションエクスプローラーの上の方に、
必要なコンポーネントが足りないというメッセージと、インストールボタンが表示されます。

C++の扱いに慣れている場合は、ここからインストールしてください。

文字化けに悩みたくない場合は、英語の言語パックにしておく方が良いです。

日本語を使っても、ログの説明文がところどころ文字化けする以外は、基本的には問題ありません。

ここまで入れておくと、C++プロジェクトや、外部プラグインを導入した環境でも、問題が無くなると思います。

インストールボタンから、インストール。
パッケージ化用にやっておくべき Visual Studio 側の設定は以上です。

C++開発用の Visual Studio エディタの公式推奨設定に関しては、
公式ドキュメントをもう少し読み進めてください。

2023年以前

検証 Ver UE5.2.1 + Win10 Windows用パッケージ化

  • UE5.2から、デフォルト指定バージョンが、Visual Studio 2022 になりました。
  • 2019のままでも問題ありません。
  • 必要な要素は、UE5.1から変更なし。

UE5.2で公式ドキュメントの Visual Studio セッティングのページに更新がありました。
≫Visual Studio 2022 ダウンロード
≫Visual Studio 2019 ダウンロード

Visual Studio 2022

おすすめインストール設定

公式ドキュメントを参考に、4項目チェック。

公式ドキュメントを参考に、4点確認。

  • C++ プロファイリング ツール
  • C++ AddressSanitizer
  • Windows 10 SDK (10.0.18362 以降)
  • Unreal Engine インストーラー

パッケージ化用のインストール設定は以上です。


C++開発をする場合は、以下のコンポーネントが必要になります。

C++開発をする際は要確認。

最低限必要なコンポーネント

プラグインの追加や削除をしている場合に、パッケージ化に必要なコンポーネント

  • Windows 10 SDK (10.0.18362.0 以上推奨)
  • MSVC v143 – VS 2022 C++ x64/x86 ビルドツール(最新)

この2つのコンポーネントがあれば、パッケージ化ができました。

Visual Studio 2019

おすすめインストール設定

公式ドキュメントを参考に、4項目チェック

公式ドキュメントを参考に、4点確認。

  • C++ プロファイリング ツール
  • C++ AddressSanitizer
  • Windows 10 SDK (10.0.18362 以降)
  • Unreal Engine インストーラー

言語パックを英語に変更。(文字化けと格闘したくない人用)

パッケージ化用のインストール設定は以上です。

最低限必要なコンポーネント

プラグインの追加や削除をしている場合に、パッケージ化に必要なコンポーネント

  • Windows 10 SDK (10.0.18362.0 以上推奨)
  • MSVC v142 – VS 2019 C++ x64/x86 ビルドツール(最新)

この2つのコンポーネントがあれば、パッケージ化ができました。

Visual Studio なし

ブループリントプロジェクトで、プラグインの変更などをしていない場合、Visual Studio 未インストール状態でパッケージ化を行うと、SDKの更新を促すポップアップが出る。

「続ける」で、そのままパッケージ化が可能。(UE5.1と同様)

プロジェクトのZip圧縮も可能。(UE5.0 では、この段階でVisual Studio が必要)

プラグインの追加や削除をしている場合は、Visual Studio などのIDEが必要。