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このページでは、UE5の目玉機能の Nanite をあえて無効化する方法を残します。
はじめに
前提として、3Dゲームを制作する際は、基本的には Nanite を使った方がパフォーマンスが向上します。
ここでは、Naniteを無効化すると、パッケージ化後の容量が 7MB程 減少する点に着目して、
Naniteを活用しない2Dゲームなどでの、容量の最適化案を残します。
説明環境:UE5.5.1
Nanite 無効化手順
まず、プロジェクトフォルダを開き
Config フォルダを開き
DefaultEngine.ini をダブルクリックで開きます。
[/Script/Engine.RendererSettings] の下に、
r.Nanite=0
r.Nanite.ProjectEnabled=0
を追加する
これで、無効化されます。
以上。
有効化する場合は、この2行を削除すれば、有効化されます。
.ini 以外だとNanite 無効化できない
.iniを設定せずに、プロジェクト設定で nanite
を検索すると、Nanite のチェックボックスがあるので、
これをオフにすると、一応Naniteは無効化されますが、
Nanite がちゃんと無効化できていないという警告文が出るようになります。
これを無効化する方法として、コンソールコマンド
r.Nanite 0
を打つことで、警告文が消え、一時的にNaniteが無効化されます。
(コンソールコマンドに関しては、公式ドキュメントNanite 仮想化ジオメトリ参照)
が、
再起動すると、警告文が出ます。
プロジェクトとして、Naniteを無効化するには、DefaultEngine.ini に書き加える必要があります。
おわりに
Nanite を無効化した方が良い場面は、だいぶ稀です。
パッケージ化容量を極限まで小さくしたい場合、役に立つかもしれないTipsでした。
関連おすすめリンク
Nanite 仮想化ジオメトリ 情報リンク
パッケージ化 容量最適化 情報リンク
UE5.5 プラグイン、パッケージ化時容量測定結果
間違いなどありましたら、Xにリプライいただけると助かります。